就活でよく言われる自己分析。はじめは何から手を付けていいかわからないものです。
今回は面談でも利用している自己分析の方法を紹介します!自分のことを誰にでも明確に伝えられるようにしましょう。
自己分析は一日してならず
就活とは、企業を選びながら自分と向き合うことです。企業を覗くとき、企業もまたこちらを覗いています。企業が自分のことを深掘りしてくる以上、自分も自分自身を深掘りしなくてはなりません。
自己分析は、客観的に自己を見つめ、自分のことを具体的に言語化することです。自己分析をしっかりとやろうとすると、きっと1日では終わりません。人生の中で複雑な感情の起伏があったはずです。色々なイベントや出会いもあったことでしょう。
自己分析をするために、まずは自己理解をしましょう。
自己理解
自己理解とは、過去の出来事や経験から自分の人格を探る行為です。
例えば、サッカーの試合に負けたときにあなたがどう考え、どう行動したかを考えてみましょう。悔しくて必死に練習しましたか?負けるのは別に悔しくなくて、友人とサッカーができたこと自体が嬉しかったでしょうか?
このように、同じ出来事でも十人十色の感情が生まれるでしょう。それはその人の個性であり、今の人格を作ってるものです。
自分史を作り、客観的に自分の人格を見ることで今の自分、未来の自分がわかります。
自己理解の必要性
自己理解が必要な理由は3つあります。
- 自分が活躍できる場所がわかる(志向性と企業の環境のマッチ)
- 選考対策になる(説得力ある志望動機)
- いますべきことがわかる(なりたい姿と現状分析)
自己理解=自分の客観視なので、はっきりとした理由を持って、将来の夢を語ることができます。(1,2)
さらに、夢が明確になることで、自分の現状と何が足りないのか、何をすればいいのかが一目瞭然になります。(3)
自己分析の方法
自己分析の最終目標は、自分のことを文章で完璧に表現することです。だからこそ、一朝一夕ではできません。
自己分析は「自分の取扱説明書」と似ています。どんな性能があるのか、どんな環境なら成果を出せるかを細かく記述します。以下にその方法を図解します。
自己分析のポイント
上記のことをただやるだけでは意味がありません。
小学生並みの感想では、自分のことを深く知ることができません。重要なのは深掘りです。なぜこの行動をとったのか、なぜ続けられたのか、なぜ、なぜ…。そうして深掘りしていくうちに、あなたならではの回答にたどり着くと思います。その深淵こそが自己分析です。
自己分析は一日にしてならないが、やった分だけ積み重なる
自分のことは自分がよく知っているものですが、他人からの評価にハッとさせられるものです。ただ、その評価で自己分析が覆ったりはしません。むしろ、我が牙城を固めるものになるはずです。その積み重ねこそがあなた自身を強くします。
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